台北夜市グルメ完全ガイド!旅行者に人気のおすすめ屋台フード7選

台湾グルメ

※この記事は、2025年4月に台北を訪れた際の実体験をもとに作成しています。
価格は1元=4.6円(2025年4月時点)で換算しています。営業時間・店舗情報は訪問時点のものです。

台湾好きのマリエさんと今回の旅で決めていたテーマは、「たくさん食べる」ことよりも、夜市の空気をゆっくり味わうことでした。

赤い提灯の灯り、立ち上る湯気、そして行き交う人々の笑い声。歩いているだけで街の温度が伝わってくるような、台北の夜。実際に私たちが立ち止まり、会話を交わしながら出会った、記憶に残る7つのグルメを記録しました。

この記事では、台北の夜市で「本当に食べてよかった」と確信した屋台グルメを、失敗しない注文のコツとともに厳選。賑やかさや歩きやすさといった「夜市ごとの個性」を見極め、三世代でも無理なく楽しめる、実体験から生まれた究極の食べ歩きガイドをお届けします。

あなたにぴったりの夜市はどこ?

台北には数多くの夜市がありますが、それぞれ全く違う性格を持っています。「どこへ行こう?」と迷ったら、まずは今の気分で選んでみてください。私たちが実際に歩いて感じた「判断軸」がこちらです。

台北夜市 完全比較表

夜市名 混雑度 歩きやすさ 向いている人
士林 ★★★ ★★ 初台北・お祭り気分
饒河街 ★★ ★★★ 食べ歩き重視
寧夏 ★★ ★★★ 親子・三世代
南機場 ★★★ ローカル派

🎯 迷ったらここ!Luluco流・夜市診断

  • 「これぞ台湾!」の活気を味わいたいなら ➔ 士林夜市
    広大なエリアにお祭り騒ぎのような熱気が詰まっています。初めての台北なら、まずはここから。
  • 美味しいものを効率よく食べ歩くなら ➔ 饒河街夜市
    一本道なので迷いにくく、名物屋台がぎゅっと凝縮。あれこれ試したい欲張りさんに最適です。
  • 落ち着いて地元の味を楽しみたいなら ➔ 寧夏夜市
    道が平坦で歩きやすく、美味しい老舗が揃っています。人混みが苦手な方や、親子旅にもおすすめ。
  • 観光客のいない「究極の日常」に浸るなら ➔ 南機場夜市
    地元の人に混ざって、静かに、深く台北の味を堪能したい「通」な方向けのスポットです。

夜市で楽しく過ごすための注意点

夜市は楽しい場所ですが、人混みならではの注意点もあります。安心して楽しむために、これだけは心に留めておいてください。

⚠️ 夜市の安全・防犯チェック

  • スリに注意:人混みではリュックは前に抱え、財布は出し入れしやすい場所(後ろポケットなど)に入れないようにしましょう。
  • 足元に注意:屋台の近くには排水溝や段差、機材のコードがあることも。特にお子様連れやご年配の方は、歩きやすい靴で、足元を確認しながら歩きましょう。
  • 生もの・カットフルーツ:お腹の弱い方は、十分に加熱されたものを選ぶのが安心です。

夜市グルメ7選|「味」の前に、心が動いた瞬間を追って

夜市で何を食べるかを決める際、私たちは「有名だから」という理由以上に、「その場の空気に吸い寄せられるかどうか」を大切にしました。

同じ台北の夜市でも、炭火の爆ぜる音、職人さんの真剣な眼差し、そして差し出された料理の熱さ……。五感で「ここだ!」と感じ、実際に立ち止まって出会った7つのグルメをご紹介します。

どれも「味」そのものはもちろん、その時間ごと愛おしく記憶に残ったものばかりです。

揚げたての音に足が止まる|豪大大雞排(士林夜市)

士林夜市を歩いていると、どこからともなく広がる揚げ油とスパイスの香りに誘われます。「我要,小辣(少し辛くしてください)」そう伝えて手渡されたのは、顔より大きな揚げたてのジーパイでした。

衣をかじった瞬間の「ザクッ」という音。その中からあふれる熱々の肉汁と五香粉の香りに、私たちの足は自然と止まってしまいました。

マリエさんのプロフィール写真
マリエさん

「あら、思ったより大きいわね!これ1人で食べきれる?」

Lulucoのプロフィール写真
Luluco

「無理だよ(笑)。半分こにしよう。でもこの音、聞いてるだけでお腹空くね」

マリエさんのプロフィール写真
マリエさん

「ジュワッ、ザクッて。この音がいいのよね」

実は最初、「1人1枚でいけるかな?」と思って注文しかけました。でも受け取った瞬間、その大きさに思わず顔を見合わせてしまったんです。結果的に、2人で1枚をシェアして正解でした。

このあと胡椒餅も控えていたので、「夜市は最初から飛ばしすぎない」ことを、ここで学びました。士林夜市は台北最大の「お祭り」のような場所。ジーパイはかなり大きいので、母娘で1枚をシェアするのがちょうどいい量です。

📍 店名・場所:豪大大雞排 士林夜市店(台北市士林區基河路101號前、MRT剣潭駅1番出口から徒歩8分)

💰 価格:75元(約345円・2025年4月訪問時)

営業時間:15:00-24:00(月曜定休)

💡 注文メモ「小辣(シャオラー)」=少し辛め。辛いのが苦手なら「不辣(ブーラー)」で!

😋 シェア推奨:1枚がとても大きいので、2〜3人で分けるのがベストです。

士林夜市の豪大大雞排の揚げたてジーパイ

煙と胡椒の香りに導かれて|胡椒餅(饒河街夜市)

饒河街夜市の入口で、鉄窯から立ち上る煙と刺激的な胡椒の香りに出会いました。窯の内側に生地をピタッと貼り付けて焼く職人さんの手捌きを眺めていると、待つ時間さえも旅の大切な体験になります。

地元の大学生
地元の大学生

「これ、スパイシーでビールに合いますね!」

Lulucoのプロフィール写真
Luluco

「夜の台湾が、ぐっと近づく味ね」

焼き立てを割ると、中から肉の旨みが溢れ出します。夜風に吹かれながら食べる熱々の胡椒餅は、格別な味がしました。

ただ、ここで小さな失敗をしました。待ちきれずにかぶりついたら、中の肉汁が熱すぎて舌を軽く火傷してしまったんです。マリエさんに「ちょっと冷ましてから食べなさい」と笑われました。焼き立ては本当に熱いので、少し冷ましてから食べることをおすすめします。

📍 店名・場所:福州世祖胡椒餅(饒河街夜市東側入口すぐ、MRT松山駅1番出口から徒歩3分)

💰 価格:60元(約276円・2025年4月訪問時)

営業時間:17:00-23:30(不定休)

💡 注文メモ「一個(イーガ)」と指で示せばOK。熱々が命です!

⚠️ 注意点:中の肉汁が非常に熱いので、火傷に気をつけて少し冷ましてから食べてください。

饒河街夜市の福州世祖胡椒餅の焼きたて胡椒餅

鉄板の音と人の気配|蚵仔煎(寧夏夜市)

寧夏夜市は、観光客と地元の人が肩を並べて座る、活気あふれる場所です。「このモチモチ感、クセになります」タロイモ粉を使ったもっちりした生地に、ぷりっとした牡蠣。甘辛いソースが全体をやさしくまとめてくれます。

マリエさんのプロフィール写真
マリエさん

「屋台なのに、なんだか落ち着く味ね」

相席で隣り合った人の熱気を感じながら食べる一皿は、台北の日常に溶け込んだような気持ちにさせてくれました。

私たちが一番歩きやすいと感じたのは、19時前後でした。18時台は地元の方が多く、20時を過ぎると観光客が増えてきます。足の悪いマリエさんと一緒だった今回は、早めの時間帯が正解でした。

寧夏夜市へのアクセス方法など、詳しい移動のコツは台北旅行の便利情報でも紹介しています。

📍 店名・場所:劉芋仔(寧夏夜市中心部、MRT双連駅1番出口から徒歩5分)

💰 価格:70元(約322円・2025年4月訪問時)

営業時間:17:00-24:00(無休)

💡 注文メモ「一份(イーフェン)」で一皿。相席でも気楽に座りましょう。

魅力:タロイモ粉のもっちり食感は、お店ごとにタレの味が違うのも楽しみの一つ。

寧夏夜市の劉芋仔のオイスターオムレツ蚵仔煎

勇気を出して出会う味|炸臭豆腐(寧夏夜市)

最初は、正直少し躊躇しました。独特の匂いが、はっきりと主張してきます。けれど一口食べると、外はカリッ、中は驚くほどなめらかな食感です。漬物の酸味が加わり、匂いより旨みが残ります。

マリエさんのプロフィール写真
マリエさん

「あら、揚げ出し豆腐とは全然違うのね!意外と食べやすいわ」

この食感のギャップこそが人気の秘密のようです。付け合わせの酸っぱい漬物と一緒に食べると、匂いは旨みに変わり、不思議と次の一手が伸びてしまいます。

実は注文するとき、少し戸惑いました。メニューに写真がなく、中国語のみだったんです。でも隣で食べていた地元の方が指差して「これ、美味しいよ」と教えてくれて、勇気を出して注文できました。食わず嫌いを卒業した瞬間の、小さな達成感も夜市のスパイスです。

相席が当たり前なので、食べ終わったら次の方に席を譲るのがスマートな夜市マナーです。

📍 店名・場所:阿婆炸臭豆腐(寧夏夜市内、MRT双連駅から徒歩7分)

💰 価格:60元(約276円・2025年4月訪問時)

営業時間:18:00-23:00(火曜定休)

💡 注文メモ「要泡菜(ヤオパオツァイ)」=漬物を添えて。これが味の決め手です!

💪 挑戦のコツ:匂いよりも「味」は揚げ出し豆腐に近く、とても食べやすいですよ。

寧夏夜市の阿婆炸臭豆腐の揚げ臭豆腐

炭火の前で立ち止まる理由|大腸包小腸(饒河街夜市)

「これ、考えた人すごい!」と思わず叫んだのが、もち米の腸詰でソーセージを挟んだ台湾式ホットドッグ。

マリエさんのプロフィール写真
マリエさん

「お米のもちもち感とお肉のジューシーさ、どっちも主役ね」

炭火の香ばしい匂いと、甘みのある台湾ソーセージ。ボリューム満点なので、これもシェアして食べるのが正解でした。

📍 店名・場所:陳董藥燉排骨(饒河街夜市内、MRT松山駅から徒歩5分)

💰 価格:65元(約299円・2025年4月訪問時)

営業時間:17:00-23:00(無休)

💡 注文メモ「蒜頭(スアントウ)」=にんにく。入れると絶品ですが、匂いが気になるなら無しで。

🍖 満足度:もち米とソーセージの組み合わせで、これ一品でかなりお腹が満たされます。

饒河街夜市の大腸包小腸台湾式ホットドッグ

甘さで気持ちを整える|芋圓(寧夏夜市)

夜市をひと通り歩き回ったあと、ふと立ち寄ったスイーツ屋台。「母のぜんざいを思い出す、優しい味…」です。

タロイモ団子のやさしい弾力と、黒糖シロップの穏やかな甘さ。歩き疲れた身体が、芯から解きほぐされていくのを感じました。年配のマリエさんも、この優しい甘みにはホッとした表情を見せてくれました。

実はこのお店、最初は通り過ぎてしまったんです。でもマリエさんが「ちょっと甘いものが欲しいわね」と言ったので戻ったら、地元の人で賑わっていました。「地元の人が並んでる店は間違いない」という法則を、ここで実感しました。

📍 店名・場所:豆花莊(寧夏夜市周辺、MRT双連駅から徒歩6分)

💰 価格:45元(約207円・2025年4月訪問時)

営業時間:16:00-23:30(無休)

💡 注文メモ:冬は「熱的(ルーダ)」、夏は「冷的(レンダ)」がおすすめです。

🌸 癒やし:優しい甘さとモチモチの団子は、食べ歩きの締めくくりにぴったり。

寧夏夜市周辺の豆花莊のタロイモ団子芋圓

地元の日常がそのまま並ぶ|魯肉飯(南機場夜市)

観光地の夜市とは、少し空気が違います。黙々と食べる人、常連同士の会話ー八角の香りが立ちのぼる鍋から、小さな丼に盛られる魯肉飯、地元に密着したローカル感に、日本の下町を思い出させました。

地元のおじさん
地元のおじさん

「これを食べないと、台北は始まらないよ」

八角がふわりと香る小さな丼。その素朴で深い味わいは、日本の下町で食べる夕飯のような、どこか懐かしい温かさがありました。

📍 店名・場所:無名魯肉飯(南機場夜市内、MRT公館駅からバス15分)

💰 価格:小碗30元(約138円・2025年4月訪問時)

営業時間:11:00-20:00(月曜定休)

💡 注文メモ「加滷蛋(ジャールーダン)」で煮卵追加!これが台湾通の食べ方。

🏘️ 雰囲気:観光地化されていない、台北の「本当の日常」が味わえる特別な一杯です。

南機場夜市の無名魯肉飯の魯肉飯

夜市を120%楽しむための「三カ条」

夜市を安全に、そしてスマートに楽しむために、私たちが感じたポイントをまとめました。

実体験からわかった!夜歩きの「三種の神器」

夜市をより快適に、スマートに楽しむために、これだけはカバンに忍ばせておくのが正解でした。

  • ① 除菌ウェットティッシュ
    屋台には手洗い場や紙ナプキンがないことがほとんど。ジーパイや串物で手が汚れたとき、これがあるだけでストレスが激減します。実際、私たちもジーパイを食べた後に手が油でベタベタになり、ウェットティッシュがなければかなり困ったはずです。
  • ② 小さなゴミ袋(レジ袋)
    台湾の夜市はゴミ箱が見当たりにくいもの。串や紙袋をサッとまとめられる袋が1枚あると、歩きやすさが格段に変わります。マリエさんが「日本みたいにゴミ箱がないのね」と驚いていました。
  • ③ 100元札と小銭(多めに!)
    多くの屋台は現金のみ。1000元札だとお釣りが大変なこともあるので、あらかじめ小銭を作っておくと、注文が驚くほどスムーズになります。私たちも最初、1000元札しかなくて「お釣りがない」と困られたことがありました。コンビニで事前に崩しておくのがおすすめです。

台北夜市 よくある質問(FAQ)

Q. 夜市は何時頃が一番空いていますか?

A. 18:00〜19:00が比較的空いています。20:00以降は混雑します。特に週末は早めの時間帯がおすすめです。

Q. クレジットカードは使えますか?

A. ほとんどの屋台は現金のみです。100元札と小銭を多めに用意しましょう。ATMは夜市周辺のコンビニにあります。

Q. トイレはありますか?

A. 士林夜市には公共トイレがありますが、他の夜市は近隣のコンビニや駅を利用するのが一般的です。事前に場所を確認しておくと安心です。

Q. 子供連れでも大丈夫ですか?

A. 寧夏夜市は道が平坦で歩きやすく、親子連れにおすすめです。混雑する時間帯を避け、ベビーカーよりも抱っこ紐の方が移動しやすいです。

まとめ|台北の夜市は、味より先に「人」が残る

夜市で記憶に残ったのは、料理の名前よりも、湯気の向こうで微笑んでくれた店主の顔や、相席で交わした一言でした。

「おいしい」の先にある、温かな人との繋がり。それこそが、私たちが台北の夜に何度も足を運びたくなる一番の理由かもしれません。

あなたも台北の夜市で、心が動く瞬間に出会ってみませんか?

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