台北夜市グルメ完全ガイド!旅行者に人気のおすすめ屋台フード10選

台湾グルメ

こんにちは、「Lulucoの旅」へようこそ。

台湾好きのマリエさんとは、これまでにも一緒にこの地を旅してきました。今回は「ゆっくり夜市を味わう旅がしてみたい」と、ふたりで予定を合わせて出発することになりました。香ばしい湯気、提灯の光、立ちのぼるにぎやかな声──台北の夜市を歩くと、いつもの風景が、なぜか少し特別に見えてきます。

この記事では、実際に歩いて食べて感じた“本当におすすめしたい夜市グルメ10選”を、リアルな会話や体験とともにご紹介します。どうぞ一緒に、夜の台湾を歩く気持ちでお楽しみください。

豪大大雞排(ホウダイダージーパイ)|士林夜市

夜市グルメといえばまずはコレ!顔より大きなフライドチキン、通称ジーパイ。
私が訪れたのは士林夜市の「豪大大雞排」。夕方6時を過ぎるとすでに行列でしたが、注文はとても簡単。「我要,小辣」と伝えると、ピリ辛で揚げたてのチキンが紙袋に入って渡されました。1枚 約75元(約360円)というお手頃さです。

一口食べた瞬間、ザクッという衣の食感、そしてジュワッ!とあふれる肉汁に感動。衣には五香粉が効いていて、クセになる味でした。顔よりも大きなサイズでボリューム満点なのに、最後まで飽きずに食べられました。紙袋を持って歩きながら食べると、まさに夜市の醍醐味!ビールがより美味しくなる刺激的な美味しさでした。

    マリエさん

この音がいいわよね!ジュワッ!ザクッザクッ!

Luluco
Luluco

マリエさんの顔より大きいんじゃない?ビールがメチャクチャ進む!!

胡椒餅(フージャオビン)|饒河街夜市

饒河街夜市の入り口近くにある「福州世祖胡椒餅」は、台北で有名な胡椒餅専門店。煙と香ばしい匂いに誘われて胡椒餅の屋台に吸い寄せられました。店員さんが手渡してくれた胡椒餅は香ばしく、1個 約60元(約290円)というこれまた、お手頃です。

鉄窯の中で次々と焼かれていく胡椒餅は、外側パリッと香ばしく、見るだけで食欲をそそります。
熱々を両手で包みながらかじると、肉汁が溢れて「あっつ!」と声が出ました。中にはたっぷりの豚ひき肉とネギ、そしてしっかり効いた黒胡椒の刺激がガツンとくる。生地はモチッとしつつも香ばしく、口の中で肉と絶妙に絡み合うバランスに感動してしまいました。

大学生の内藤さん

バイト代もらったら、これとビール、よく、たかしと来るよ!スパイシーで、がツンとくるのが食べ応えあって癖になるよ。

台湾在住のたかしくん

これが夜市では最高だよ!このスパイシーさとモチっとしたこの食感!これとビールがあれば僕は満足さ!

後ろに並んでいた台湾人が「これ食べなきゃ夜市じゃないよ」と笑っていたのが忘れられません。
胡椒餅の湯気と共に、台湾の夜が一層濃く感じられた瞬間だでした。地元の人にも観光客にも大人気で、並んでいる間に他の人のおすすめトッピングを聞くのも楽しかったです。

蚵仔煎(オアジェン)|寧夏夜市

牡蠣入りの台湾風お好み焼き。牡蠣がタップリ入っているのに、1皿 約70元(約340円)という良心的なお値段。私達が行ったのは寧夏夜市の老舗「円環邊蚵仔煎」。です。

透明感のあるソースがたっぷりかかっていて、見た目はちょっと不思議ですが、食べるとぷりぷりの牡蠣と卵、モチモチのタロイモ粉の生地が絶妙にマッチ。甘じょっぱいソースが全体をまとめてくれていて、日本では味わえない独特のおいしさです。

Luluco
Luluco

日本のお好み焼きとも違い、韓国のチヂミとも違う。このタロイモが入っているから、モッチモチが何とも言えない。食べ応えといい、食べ過ぎになるぐらい結構止まらない味!

マリエさんマリエさん

私はこれとても好き!それにホタテも入ってたり、シーフード満載なのもあったりで豪華なのに良心的なお値段!

周りのテーブルでは親子連れがにこにこしながら食べていて、台湾の食文化の温かさを肌で感じました。屋台のスタッフもフレンドリーで、「日本人ですか?」とにっこり話しかけてくれました。

炒米粉(チャオミーフェン)|南機場夜市

夜市のなかでもローカル色が強く、観光客が少なめの南機場夜市。ここで出会った「阿嬤炒米粉」は、優しい味の台湾風焼きビーフン。ビーフン好きな私はメチャクチャ、テンションが上がったグルメでした。しかも1皿 約40元(約190円)!何皿でもおかわりしたくなるぐらい!

ひと口食べると、もっちりとした米粉に豚肉やキャベツの旨味がじんわり染みて、やさしい味に心がほどけました。塩気控えめながら、出汁の奥深さが際立ち、シンプルなのにやみつきになります。野菜の甘みとビーフンのもっちり食感がクセになり、量は控えめだけど胃にもやさしい一品です。

Luluco
Luluco

これを食べるのとても楽しみにしていたの!アレルギーがあるから毎日グルテンはちょっと厳しい。それにビーフン大好きで!日本でもよく食べる、だから今回凄く楽しみにしていた!これはもう超絶美味しかった!

マリエさん
Lulucoさん、私にと入れてくれたのまで食べたわよね!笑。足りないって二杯目もおかわり注文しちゃうし!でもほんと、美味しかったわね!隣に座ったおばあちゃんが「これが台北の家庭の味だよ」と笑いかけてくれたのが印象的でした。

観光客は少なめでしたが、地元民が通う南機場夜市で本物の台湾B級グルメに出会える場所だと実感。派手さはないけれど、台北グルメの真髄はこういう一皿にあると心から感じました。ビーフンは米粉なので、アレルギーがある私にも安心して食べられました。

炸臭豆腐(チャーチョウドウフ)|寧夏夜市

最初は敬遠していた臭豆腐。けれど一緒に行ったマリエさんが「これは体験してこそ台湾だよ」の一言!でチャレンジすることに。これは挑戦した自分にも、言い切ったマリエさんにもビックリ‼️

寧夏夜市の一角にある「老牌臭豆腐」は、揚げたての臭豆腐に特製タレとキムチのような漬物がたっぷり添えられています。食べる瞬間はドキドキしましたが、外はカリッ、中はトロッとした食感で、匂いも食べているうちに気にならなくなりました。お値段も1皿 約60元(約290円)と良心的。

これは恐る恐る一口食べて、、、「食べられるかも…!」と驚いた自分にびっくり。台湾ならではのディープなグルメ体験になりました。

Luluco
Luluco

これは本当に、食べる挑戦ができた自分にもビックリ!でも思っていたよりも、抵抗なく食べられた!

マリエさん

パッと見は日本の揚げ出し豆腐?と思ったけど、それとも違うよね!

大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン)|饒河街夜市

これはホットドッグでしょ?何が違うんだろう?と思っていましたが、食べてみて納得。もち米入りの腸詰に台湾風ソーセージを挟んだ、まさに「台湾式ホットドッグ」1本 約60〜70元(約290〜340円)だというのに、食べ応えバツグンでした!

「黑丸大香腸」は観光客にも人気で、炭火の香りがあたりに漂っていて、屋台の前には常に行列が。焼きあがった腸詰は香ばしくて、にんにくのパンチがしっかり効いていて、日本のホットドッグを想像していた私は、ビックリ!少し甘めで優しい美味しさにテンション爆上がりです!

ひと口かじると肉汁がじゅわっと広がって、甘めのもち米と絶妙にマッチ。手に持って食べ歩きながら、「これが台湾の味か〜!」と感動しました。日本では味わえない組み合わせに、友人と「これ考えた人すごいね」と大盛り上がりでした。

芋圓(ユーユェン)|寧夏夜市

台湾に行って、私が一番食べたかったものが、この””タロイモ団子のスイーツ””寧夏夜市の「古早味豆花」はローカルに愛される老舗です。タロイモや沖縄の田芋が大好きな私は、台湾でこれは絶対に食べたいと決めていました。しかも1杯 約45元(約220円)と嬉しい限りのお値段です。

私は少し肌寒かったのでホットタイプを注文。黒糖シロップがふわっと香り、スプーンですくうと団子がぷるんと揺れて、もっちもち。緑豆とピーナッツ、黒豆がトッピングされていて、優しい甘さがじんわり広がります。

Luluco
Luluco

これを食べられたのはほんと感激!大大大好きで、よく日本でも食べに行っていたぐらい。昔、おかあさんが作ってくれていたぜんざいにも似ているの。でも今回は老舗の古早味豆花で、芋圓が食べられて、幸せだった〜!

店先のベンチに座って食べていると、通りすがりの地元の親子が「冷えた?あったかいでしょ」と話しかけてくれて、心もほっこりしました。

魯肉飯(ルーローファン)|南機場夜市

台湾の定番ごはん、魯肉飯(ルーローファン)を食べるなら、南機場夜市が断然おすすめです。南機場夜市の「阿龍魯肉飯」は、地元の人に混じって並ぶ価値ありの名店。お値段も小サイズ 約30元(約140円)という手軽さです。

屋台に近づくと、甘辛いタレの香りがふわっと鼻をくすぐり、一気に食欲が湧いてきました。じっくり煮込まれた豚肉はとろとろで、濃厚な味わいが白ごはんに染み渡ります。一口目で「これぞ本場!」と実感するほど、味のバランスが絶妙でした。

周囲には地元の人の行列ができていて、その人気の理由にも納得。優しい店主との会話も、旅の思い出に温もりを添えてくれました。南機場夜市の魯肉飯は、台北グルメの魅力を全身で感じられる一品です。

珍珠奶茶(タピオカミルクティー)|士林夜市

士林夜市を歩き疲れたころ、灯りが温かく灯るタピオカミルクティー専門店を見つけました。
「珍珠奶茶(ゼンジュウナイチャー)」の看板に惹かれ、思わず列に並んで注文。甘さと氷の量を選べるので、私は控えめの甘さ・少なめの氷で!と注文。1杯 約55元(約270円)というのも気軽で嬉しい限りです。

一口目で、香り高い紅茶と濃厚なミルクのバランスに感動!もちもちの黒糖タピオカは、出来立てでほんのり温かく、噛むほどに甘さが広がります。その場で手作りされているから、風味がまるで違うと実感しました。

観光客だけでなく、地元の学生も並ぶ理由がよくわかります。台北・士林夜市でタピオカミルクティーを飲むなら、この一杯は外せません!

地瓜球(ディーグアチウ)|士林夜市

士林夜市を歩いていると、ふわっと甘い香りと揚げ音に足が止まりました。「忠誠號地瓜球」と書かれた屋台は、地元の人と観光客が一緒に並ぶ名物店。私も並びながら、おばあちゃんとお孫さんが楽しそうに会話していた姿にほっこりしました。

受け取ったアツアツの地瓜球は、外カリ中モチで驚くほど軽やか!一口かじると、さつまいもの優しい甘さが口いっぱいに広がり、思わず笑顔に。紫芋ミックスを頼んだら、「色が可愛いですね」と屋台のお兄さんがにっこり。「辛くないのがいいです」と伝えると「OK!まかせて!」と即対応してくれたんです。

夜市のにぎわいの中で、家族でも安心して楽しめる優しさを感じました。場所は士林夜市の中央通り、看板と行列が目印です。士林夜市の地瓜球 おすすめ忠誠號のモチモチが旅のハイライトになりました!

まとめ|台北の夜市は味と人情の宝庫

台北の夜市は、ただの観光地じゃありません。一期一会の出会いと、心を交わせるあたたかな場所。
「食べ歩き=グルメ体験」だけじゃない。それは“人と文化を味わう旅”そのものでした。

観光ガイドに載っていない、そんなリアルな台湾の優しさこそ、Lulucoの旅が伝えたい「すべての人に優しい旅」の原点です。台北 夜市 グルメを丸ごと味わいたい方へ——味と人情が詰まったこの宝箱、ぜひ、あなた自身の旅でも体感してみてくださいね。

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