台湾旅行は魅力たっぷりですが、「言葉が通じるかな……」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。実は私自身も、最初の台湾旅行では同じようにドキドキしながら現地へ向かいました。
今回の旅は、中国語初心者の私と、台湾が初めての友人マリエさん(辛いものが苦手)との2人旅です。言葉に自信はありませんでしたが、ほんの一言フレーズを知っているだけで、現地の方との距離が縮まり、旅の不安がふっと軽くなる場面を何度も経験しました。
夜市やローカル食堂、スーパー探訪の記事を読んで「自分も注文してみたい」「現地の人とやりとりしてみたい」そう感じた方が、実際に一歩踏み出すための“実践編”として、この記事をまとめています。
この記事では、旅先で実際に使って「これは助かった」と感じた中国語フレーズを、シーン別に厳選して紹介します。どれも初心者でも使いやすい言葉ばかりなので、旅のお守りとして活用してください。
※発音表記(ピンイン)は学習者向けの目安です。正確な発音や表現の違いは、学習書・辞書等でご確認ください。
※台湾では「繁体字」が使われるため、本記事も繁体字で表記しています(入力の際は簡体字でも変換・検索等で十分役立ちます)。
※中国語表現は一例であり、地域や話し方によって異なる場合があります。
中国語が話せなくても大丈夫|台湾旅行で通じた3つのコツ
台湾で中国語を使ってみて強く感じたのは、完璧な発音よりも「通じる形に整えること」が何より大切だということでした。実際に助けられたコツは、次の3つです。
- 文章にしようとせず、短く区切る
「〜してください」と長く言わなくても、「不要辣(辛くしないで)」だけで十分通じました。 - ゆっくり、語尾をはっきり言う
夜市やバス停など音が多い場所では、小声だと聞き返されがちです。少し大きめの声で、最後まで言い切るのがポイントでした。 - 困ったら「見せる」に切り替える
言葉に詰まったら、メニューを指差す、スマホのスクショを見せる。それだけで会話が一気に前へ進みます。
通じなかったときに助けられた「立て直しフレーズ」
最初は緊張して、小さな声で「我要一個這個」と言ってしまい、相手の表情が「?」になったこともありました。そんなときに助けられたのが、次の一言です。
請再說一次(Qǐng zài shuō yí cì.):もう一度お願いします
この一言を挟むだけで、こちらも落ち着けて、相手も聞く姿勢になってくれる感覚がありました。読めないときは「読もうとしない」のも手です。私は、店名やメニュー写真をスクショしておき、必要なら翻訳アプリで日本語を添えて見せる方法に切り替えていました。
「見せるのは繁体字/打つのは簡体字でもOK」と覚えておくと、言葉の不安がかなり軽くなります。
台湾グルメで使える中国語フレーズ|夜市・ローカル食堂の注文実例
台湾旅行の楽しみといえば、やはり夜市やローカルグルメ。辛いものが苦手なマリエさんのために、特に活躍したのがこの一言でした。
【指差しOK】夜市・食堂で通じた中国語フレーズ
- 不要辣(Bù yào là.)
辛くしないでください
※指で「×」を作りながら伝えると、より確実です。 - 單人份(Dān rén fèn.)
1人前
※まぜそば店などで人数分を伝えたいときに便利です。 - 微糖(Wēi táng.)
甘さ控えめ
※ドリンクスタンドでは必須の“魔法の言葉”です。
辛さを避けられたことに、マリエさんが安心したように頷いてくれた瞬間、「ちゃんと伝わった」と胸の奥が少し温かくなりました。

小声だと聞き返されることもありましたが、指差しと一言をセットにして、はっきり言い切るだけで注文が一気にスムーズになりました。

台湾スーパー・コンビニで使える中国語|買い物が楽になる一言
スーパーやコンビニでのお惣菜購入では、「持ち帰り」が伝えられるだけでスムーズさが格段に上がりました。旅行中は疲れている日もあるので、ホテルでゆっくり食べたい夜に特に助かります。
【指差しOK】台湾の買い物で使える中国語フレーズ
- 外帯(Wài dài.)
テイクアウトです
※「持ち帰りで」と言いたいときは、これだけで通じました。 - 這個多少錢?(Zhè ge duōshǎo qián?)
これはいくらですか?
※値札が見当たらないときに便利です。 - 可以便宜一點嗎?(Kěyǐ piányí yìdiǎn ma?)
少し安くなりますか?
※雑貨店などで、笑顔で一言だけ試すのがコツでした。

台湾のバス・ホテルで困らない中国語|移動と宿泊の安心フレーズ
九份へ向かうローカルバスは少し緊張しました。でも、行き先を確認する一言があるだけで、不安がぐっと減ります。ホテルでも「どう言えばいいんだろう」と詰まりやすいので、短い定型フレーズがとても役立ちました。
【指差しOK】バス・ホテルで使える中国語フレーズ
- 到九份嗎?(Dào Jiǔfèn ma?)
九份に行きますか?
※行き先名を見せながら聞くだけでOKです。 - 我有預訂(Wǒ yǒu yùdìng.)
予約しています
※チェックインが驚くほどスムーズになります。 - 我迷路了(Wǒ mí lù le.)
道に迷いました
※素直に伝えると、周囲が親身になって助けてくれました。

移動中は、バスの現在地が分かるアプリや、路線図の予習も大きな助けになりました。交通の使い分けは、別記事「台湾の交通手段完全攻略(MRT・バス・タクシー)」でも詳しくまとめています。
ホテルのチェックイン・チェックアウトで使えたフレーズ
台北のホテルでチェックインの際、英語が通じない場面がありました。そこで使ったのがこの一言です。
「チェックインをお願いします」と日本語的に考えすぎて言葉に詰まるより、単に「予約がある」と伝える方が、フロントの方もすぐにパスポートを確認してくれるのでスムーズでした。

カフェ・ドリンクで「甘さ」を伝えるだけで失敗が減る
タピオカミルクティーのお店では、カスタマイズの注文が難関。でもこの一言で乗り切れました。
実は一度、微糖と言い忘れて「全糖(標準)」で注文してしまい、その甘さにびっくりした失敗があります。台湾のドリンクは想像以上に甘いことがあるので、「微糖」は魔法の言葉だと思いました。

トラブル時でも落ち着いて使える安心フレーズ
道に迷って少し不安になったとき、私は近くのお店で次の一言を伝えました。

単にスマホの画面を見せるだけでなく、「我迷路了」と一言添えるだけで、店員さんの対応がより親身になってくれたように感じました。言葉にのせて助けを求めることの大切さを実感した瞬間です。
おみやげ選びで使えた「交渉」フレーズ
淡水の雑貨店でポーチを手に取り、次の一言を笑顔で言ってみると、店員さんがにっこりしておまけを付けてくれました。

困ったときの「助けてもらう」3点セット
旅先では、単語が思い出せない瞬間が必ずあります。そんなとき用に、私は「これだけ言えれば助けを呼べる」という3点セットを作っておきました。言い切れなくても、最初の一言があるだけで空気が変わる場面が多かったです。
可以幫我嗎?(Kěyǐ bāng wǒ ma?)=助けてくれますか?
可以用手機看嗎?(Kěyǐ yòng shǒujī kàn ma?)=スマホで見せてもいいですか?
この3つを覚えておくと、道に迷ったとき・店員さんに確認したいとき・翻訳画面を見せたいときに、落ち着いて行動できました。
【一覧】台湾旅行で本当に使えた中国語フレーズまとめ(指差しOK)
| 使いたい場面 | 中国語(繁体字) | 読み方(ピンイン) |
|---|---|---|
| ありがとう | 謝謝 | Xièxiè |
| すみません | 不好意思 | Bù hǎoyìsi |
| これをください | 我要這個 | Wǒ yào zhège |
| 辛くしないで | 不要辣 | Bù yào là |
| 甘さ控えめ | 微糖 | Wēi táng |
| テイクアウト | 外帯 | Wài dài |
| 予約しています | 我有預訂 | Wǒ yǒu yùdìng |
| 道に迷いました | 我迷路了 | Wǒ mí lù le |
| 少し安くなりますか? | 可以便宜一點嗎? | Kěyǐ piányí yìdiǎn ma? |
| 助けてくれますか? | 可以幫我嗎? | Kěyǐ bāng wǒ ma? |
まとめ|完璧じゃなくて大丈夫。台湾旅行は一言で変わる
台湾の旅を振り返って強く思うのは、完璧な言葉よりも「伝えようとする気持ち」が何より大切だったということです。
「謝謝」と笑顔で伝えたときに返ってくる、やさしい表情。それだけで、その場所はただの観光地ではなく、心に残る思い出の場所に変わりました。
少しの勇気を持って、ぜひあなた自身の言葉で台湾を楽しんでみてください。このフレーズたちが、あなたの旅をそっと後押ししてくれるはずです。
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