
「あらかじめ”九份=Jiufen=九份”とスマホで調べておいて良かったよね。周囲の表示と照らし合わせてなんとか乗車できたもの。」

タクシーは怖くない!旅を支えるもう一つの足
「タクシーはちょっとハードルが高いかも」と思っていた私ですが、台湾ではそのイメージがガラッと変わりました。
3日目、台北101からホテルに戻るのにタクシーを利用しました。運転手さんは日本語も英語も通じませんでしたが、スマホに表示したホテル名を見せたら、「OK!」とにっこり。筆談と地図があれば問題ありません。
台湾のタクシーは黄色い車体が目印で、流しでも拾いやすいです。料金は初乗り70元前後(約300円)で、チップも不要、支払いも明朗会計。配車アプリを使えば、もっと安心して利用できます。

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」
アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感
台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。
・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。
・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。
・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。
どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。
思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」
終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる
台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。
そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。
安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!
はじめに:ただの移動が「旅の宝物」になる台湾
こんにちは、Lulucoです。
台湾は、行くたびに新しい魅力を発見できる不思議な国。屋台グルメや歴史ある街並み、豊かな自然……たくさんの見どころがありますが、今回の旅であらためて感動したのは「交通機関のやさしさ」でした。
普段、移動といえば「ただの手段」として通り過ぎてしまうものです。でも台湾では、移動の中に人のぬくもりや土地の空気がふんわり溶け込んでいて、その瞬間ごとに旅の思い出が積み重なっていくんです。
この記事では、台湾の交通機関――MRT、バス、タクシー――の使い方や便利なアプリの紹介はもちろん、**旅の中で出会った“心に残るやさしさ”**をエピソードを交えてご紹介します。私と友人のマリエさんとの体験がリアルに感じられるようナビしていきます。
MRT(地下鉄):安心・快適・親切がそろった台北の大動脈
台湾到着の朝、空港から市内へ向かう車内で、「本当にここまで来たんだね」とマリエさんが不安と好奇心が入り混じった顔で言いました。こうやってツアーではない旅が初めての彼女にとって、一番の心配は“移動”だったようです。でも、MRTの駅に入った瞬間、その不安はすっと消えていきました。
構内は隅々まで清掃が行き届き、日本語・英語・中国語の表示がきちんと併記されています。色分けされた路線図はとても見やすく、「これなら大丈夫ね」とマリエさんも笑顔になりました。赤い淡水信義線、青い板南線、緑の松山新店線…。
そのカラフルなラインを指でなぞりながら、「今日はどこへ行こうか」と話す時間さえ、ちょっとした冒険のようでした。夜には、赤い線を使って淡水の夜市へ行きました。降り立った駅前に広がる屋台の明かりに、私たちの胸も弾みました。

「地下鉄に興味あったけどツアーでは乗る機会ないものね!でもすごく利便性が発達しているのね、うまく連結されていて素晴らしい!」

「悠々カードも駅にピッとかざすだけで通れるので、小銭を探す手間もなし。日本のSuicaのように気軽でしょ?!」
このカードはMRTだけでなく、バス、タクシー、観光地の入場料、さらにはコンビニやドリンクスタンドでも使える万能アイテム。小銭がたまらないので、荷物もスマートになりました。
旅の終わりに残ったチャージは、次の台湾旅行でそのまま使えるというのも嬉しいところです。マリエさんも「これ、また来たいって思えるお守りみたいね」と笑っていました。
バス旅で触れる“もうひとつの台湾”
MRTでは行けない場所、たとえば「九份」や「十分」といった山間の街へは、バスで向かうことになります。これがまた旅情たっぷりなんです。
2日目の朝、MRT忠孝復興駅から出ている1062番バスに乗って九份を目指しました。バス停の場所がわからず地図を見ていると、地元の方が「こっちよ」と手招きしてくれたことがありました。言葉は通じないけれど、表情やしぐさでちゃんと伝わるものですね。
車窓から見えるのは、緑に包まれた山道や古い町並み。移動中の景色さえ、まるで一枚の絵のように心に残ります。

行き先は「金瓜石(ジングァシー)」と表示されていましたが、途中で九份を通ってくれたので安心しました!
乗り方のコツとちょっとした注意点
台湾のバスは、前払い・後払いのルールが路線によって異なります。バスの運転席付近に「上車收票(乗車時支払い)」「下車收票(降車時支払い)」の表示があるので、それをチェックしてからICカードをタッチしましょう。
また、英語アナウンスがない路線もあるので、スマホアプリ「Bus+」や「台北捷運GO」を使って停留所や現在位置を確認するのがおすすめ。降車ボタンは日本と同じように押すだけでOKです。
ちなみに、停留所で手を挙げないとバスが止まってくれないこともあるので、乗りたい時はアピールを忘れずにいてください。

「バスに乗ろうと10分ぐらい待っていたのに、止まるもんだと思って手をあげなかったらバス行ってしまい、失敗しました。次のバスで無事に行けたからよかったけど、勉強になった1つです。」

「あらかじめ”九份=Jiufen=九份”とスマホで調べておいて良かったよね。周囲の表示と照らし合わせてなんとか乗車できたもの。」

タクシーは怖くない!旅を支えるもう一つの足
「タクシーはちょっとハードルが高いかも」と思っていた私ですが、台湾ではそのイメージがガラッと変わりました。
3日目、台北101からホテルに戻るのにタクシーを利用しました。運転手さんは日本語も英語も通じませんでしたが、スマホに表示したホテル名を見せたら、「OK!」とにっこり。筆談と地図があれば問題ありません。
台湾のタクシーは黄色い車体が目印で、流しでも拾いやすいです。料金は初乗り70元前後(約300円)で、チップも不要、支払いも明朗会計。配車アプリを使えば、もっと安心して利用できます。

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」
アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感
台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。
・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。
・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。
・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。
どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。
思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」
終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる
台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。
そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。
安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!
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