台湾の交通手段完全攻略:MRT、バス、タクシーを使いこなそう

台湾旅行ガイド
 

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」

アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感

台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。

・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。

・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。

・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。

どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。

読者に役立つポイント Lulucoの体験&心に残ったこと
初乗りは約70元(約300円)とリーズナブル 「日本より気軽に乗れるね」とマリエさんも驚いていました。夜遅くの移動にも便利。
配車アプリ(Uber/台湾大車隊55688)で安心・明朗会計 ホテル名をアプリに入力するだけでスムーズ。言葉が通じなくても不安はありませんでした。
ドライバーは親切で車内も清潔 地図を見せながらの筆談も心が通い、運転手さんの笑顔があたたかく印象に残りました。
乗車前の「カードOK?」の確認でトラブル回避 少し勇気を出して確認したことで、安心して乗車できました。旅先のひと声が安心に。

思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

台湾の駅には、どこか昭和の日本を思い出すような、静かなやさしさが漂っています。

九份へ向かう途中、掲示板の漢字に戸惑っていたときのこと。駅員さんがすぐに私たちに気づき、にこっと笑って「this way」とホームまで案内してくれました。さらに指で「5 minutes」と教えてくれる、その仕草も自然で温かくてホッとした感覚を覚えています。

マリエさんが「ありがたいね」と小さくつぶやいたその声に、私も胸の奥がじんわりあたたかくなりました。ほんの短いやりとりですが、こうした心配りこそが、台湾旅の宝物なんだとあらためて感じた瞬間でした。

マリエさん
マリエさん

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」

終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる

台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。

そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。

安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!

私
Luluco

「あらかじめ”九份=Jiufen=九份”とスマホで調べておいて良かったよね。周囲の表示と照らし合わせてなんとか乗車できたもの。」

タクシーは怖くない!旅を支えるもう一つの足

「タクシーはちょっとハードルが高いかも」と思っていた私ですが、台湾ではそのイメージがガラッと変わりました。

3日目、台北101からホテルに戻るのにタクシーを利用しました。運転手さんは日本語も英語も通じませんでしたが、スマホに表示したホテル名を見せたら、「OK!」とにっこり。筆談と地図があれば問題ありません。

台湾のタクシーは黄色い車体が目印で、流しでも拾いやすいです。料金は初乗り70元前後(約300円)で、チップも不要、支払いも明朗会計。配車アプリを使えば、もっと安心して利用できます。

 

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」

アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感

台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。

・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。

・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。

・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。

どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。

読者に役立つポイント Lulucoの体験&心に残ったこと
初乗りは約70元(約300円)とリーズナブル 「日本より気軽に乗れるね」とマリエさんも驚いていました。夜遅くの移動にも便利。
配車アプリ(Uber/台湾大車隊55688)で安心・明朗会計 ホテル名をアプリに入力するだけでスムーズ。言葉が通じなくても不安はありませんでした。
ドライバーは親切で車内も清潔 地図を見せながらの筆談も心が通い、運転手さんの笑顔があたたかく印象に残りました。
乗車前の「カードOK?」の確認でトラブル回避 少し勇気を出して確認したことで、安心して乗車できました。旅先のひと声が安心に。

思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

台湾の駅には、どこか昭和の日本を思い出すような、静かなやさしさが漂っています。

九份へ向かう途中、掲示板の漢字に戸惑っていたときのこと。駅員さんがすぐに私たちに気づき、にこっと笑って「this way」とホームまで案内してくれました。さらに指で「5 minutes」と教えてくれる、その仕草も自然で温かくてホッとした感覚を覚えています。

マリエさんが「ありがたいね」と小さくつぶやいたその声に、私も胸の奥がじんわりあたたかくなりました。ほんの短いやりとりですが、こうした心配りこそが、台湾旅の宝物なんだとあらためて感じた瞬間でした。

マリエさん
マリエさん

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」

終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる

台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。

そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。

安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!

台北での移動に欠かせないMRT。私たちも旅の初日からフル活用しました。

駅の構内はとても清潔で、ホームには日本語・英語・中国語の表記が並んでいます。旅行が初めてのマリエさんも「これなら大丈夫ね」と安心していました。案内も分かりやすく、路線は色で区別されていて、乗り換えもスムーズです。

赤い淡水信義線、青い板南線、緑の松山新店線など、行きたい観光地に合わせて使い分けるのも楽しいポイント。たとえば、私たちは台北駅から淡水へ行くときに赤い路線を選び、夜市で美味しいグルメを堪能しました。

しかも、車内は飲食禁止のためとても静かなことに驚きました。座席の硬さも心地よく、観光の合間にひと息つくのにぴったりな空間です。エアコンの風が足元からふわりと流れ込むのも、暑い季節にはありがたい配慮です。

特徴・便利ポイント Lulucoの体験&感じたこと(旅視点)
日本語表記あり 初めての海外旅行だったマリエさんも安心して乗れました。「読める」ことが安心に直結。
悠遊カード(EasyCard)が使える 空港で購入後すぐにMRTもバスもスイスイ。ピッとタッチするだけで移動が楽に。
車内が清潔・静か・快適 エアコンの風が心地よく、座席に腰を下ろした瞬間に「旅が始まった」と実感。
バリアフリー対応(エレベーター・スロープ) マリエさんも不安なく移動でき、「次も一緒に旅したいね」と微笑んでくれたのが忘れられません。
主要観光地がMRT駅の近くに集中 台北101も西門町も直行ルートで行けて、迷うことが少ないのが助かりました。

MRTやバスを利用するなら、**悠遊カード(EasyCard)**があると本当に便利です。私たちは空港内のコンビニで購入し、その場でチャージしました。カードを“ピッ”とかざすだけで改札を通過でき、現金のやりとりがいらないのは想像以上に快適でした。

マリエさん
マリエさん

「地下鉄の券売機で毎回切符買うの、面倒だなぁ」と思っていたの

私

駅にピッとかざすだけで通れるので、小銭を探す手間もなし。日本のSuicaのように気軽でしょ?!

このカードはMRTだけでなく、バス、タクシー、観光地の入場料、さらにはコンビニやドリンクスタンドでも使える万能アイテム。小銭がたまらないので、荷物もスマートになりました。

旅の終わりに残ったチャージは、次の台湾旅行でそのまま使えるというのも嬉しいところです。マリエさんも「これ、また来たいって思えるお守りみたいね」と笑っていました。

バス旅で触れる“もうひとつの台湾”

MRTでは行けない場所、たとえば「九份」や「十分」といった山間の街へは、バスで向かうことになります。これがまた旅情たっぷりなんです。

2日目の朝、MRT忠孝復興駅から出ている1062番バスに乗って九份を目指しました。バス停の場所がわからず地図を見ていると、地元の方が「こっちよ」と手招きしてくれたことがありました。言葉は通じないけれど、表情やしぐさでちゃんと伝わるものですね。

車窓から見えるのは、緑に包まれた山道や古い町並み。移動中の景色さえ、まるで一枚の絵のように心に残ります。

私

行き先は「金瓜石(ジングァシー)」と表示されていましたが、途中で九份を通ってくれたので安心しました!

乗り方のコツとちょっとした注意点

台湾のバスは、前払い・後払いのルールが路線によって異なります。バスの運転席付近に「上車收票(乗車時支払い)」「下車收票(降車時支払い)」の表示があるので、それをチェックしてからICカードをタッチしましょう。

また、英語アナウンスがない路線もあるので、スマホアプリ「Bus+」や「台北捷運GO」を使って停留所や現在位置を確認するのがおすすめ。降車ボタンは日本と同じように押すだけでOKです。

ちなみに、停留所で手を挙げないとバスが止まってくれないこともあるので、乗りたい時はアピールを忘れずにいてください。

Luluco
Luluco

「バスに乗ろうと10分ぐらい待っていたのに、止まるもんだと思って手をあげなかったらバス行ってしまい、失敗しました。次のバスで無事に行けたからよかったけど、勉強になった1つです。」

私
Luluco

「あらかじめ”九份=Jiufen=九份”とスマホで調べておいて良かったよね。周囲の表示と照らし合わせてなんとか乗車できたもの。」

タクシーは怖くない!旅を支えるもう一つの足

「タクシーはちょっとハードルが高いかも」と思っていた私ですが、台湾ではそのイメージがガラッと変わりました。

3日目、台北101からホテルに戻るのにタクシーを利用しました。運転手さんは日本語も英語も通じませんでしたが、スマホに表示したホテル名を見せたら、「OK!」とにっこり。筆談と地図があれば問題ありません。

台湾のタクシーは黄色い車体が目印で、流しでも拾いやすいです。料金は初乗り70元前後(約300円)で、チップも不要、支払いも明朗会計。配車アプリを使えば、もっと安心して利用できます。

 

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」

アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感

台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。

・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。

・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。

・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。

どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。

読者に役立つポイント Lulucoの体験&心に残ったこと
初乗りは約70元(約300円)とリーズナブル 「日本より気軽に乗れるね」とマリエさんも驚いていました。夜遅くの移動にも便利。
配車アプリ(Uber/台湾大車隊55688)で安心・明朗会計 ホテル名をアプリに入力するだけでスムーズ。言葉が通じなくても不安はありませんでした。
ドライバーは親切で車内も清潔 地図を見せながらの筆談も心が通い、運転手さんの笑顔があたたかく印象に残りました。
乗車前の「カードOK?」の確認でトラブル回避 少し勇気を出して確認したことで、安心して乗車できました。旅先のひと声が安心に。

思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

台湾の駅には、どこか昭和の日本を思い出すような、静かなやさしさが漂っています。

九份へ向かう途中、掲示板の漢字に戸惑っていたときのこと。駅員さんがすぐに私たちに気づき、にこっと笑って「this way」とホームまで案内してくれました。さらに指で「5 minutes」と教えてくれる、その仕草も自然で温かくてホッとした感覚を覚えています。

マリエさんが「ありがたいね」と小さくつぶやいたその声に、私も胸の奥がじんわりあたたかくなりました。ほんの短いやりとりですが、こうした心配りこそが、台湾旅の宝物なんだとあらためて感じた瞬間でした。

マリエさん
マリエさん

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」

終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる

台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。

そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。

安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!

はじめに:ただの移動が「旅の宝物」になる台湾

こんにちは、Lulucoです。

台湾は、行くたびに新しい魅力を発見できる不思議な国。屋台グルメや歴史ある街並み、豊かな自然……たくさんの見どころがありますが、今回の旅であらためて感動したのは「交通機関のやさしさ」でした。

普段、移動といえば「ただの手段」として通り過ぎてしまうものです。でも台湾では、移動の中に人のぬくもりや土地の空気がふんわり溶け込んでいて、その瞬間ごとに旅の思い出が積み重なっていくんです。

この記事では、台湾の交通機関――MRT、バス、タクシー――の使い方や便利なアプリの紹介はもちろん、**旅の中で出会った“心に残るやさしさ”**をエピソードを交えてご紹介します。私と友人のマリエさんとの体験がリアルに感じられるようナビしていきます。

MRT(地下鉄):安心・快適・親切がそろった台北の大動脈

台北での移動に欠かせないMRT。私たちも旅の初日からフル活用しました。

駅の構内はとても清潔で、ホームには日本語・英語・中国語の表記が並んでいます。旅行が初めてのマリエさんも「これなら大丈夫ね」と安心していました。案内も分かりやすく、路線は色で区別されていて、乗り換えもスムーズです。

赤い淡水信義線、青い板南線、緑の松山新店線など、行きたい観光地に合わせて使い分けるのも楽しいポイント。たとえば、私たちは台北駅から淡水へ行くときに赤い路線を選び、夜市で美味しいグルメを堪能しました。

しかも、車内は飲食禁止のためとても静かなことに驚きました。座席の硬さも心地よく、観光の合間にひと息つくのにぴったりな空間です。エアコンの風が足元からふわりと流れ込むのも、暑い季節にはありがたい配慮です。

特徴・便利ポイント Lulucoの体験&感じたこと(旅視点)
日本語表記あり 初めての海外旅行だったマリエさんも安心して乗れました。「読める」ことが安心に直結。
悠遊カード(EasyCard)が使える 空港で購入後すぐにMRTもバスもスイスイ。ピッとタッチするだけで移動が楽に。
車内が清潔・静か・快適 エアコンの風が心地よく、座席に腰を下ろした瞬間に「旅が始まった」と実感。
バリアフリー対応(エレベーター・スロープ) マリエさんも不安なく移動でき、「次も一緒に旅したいね」と微笑んでくれたのが忘れられません。
主要観光地がMRT駅の近くに集中 台北101も西門町も直行ルートで行けて、迷うことが少ないのが助かりました。

MRTやバスを利用するなら、**悠遊カード(EasyCard)**があると本当に便利です。私たちは空港内のコンビニで購入し、その場でチャージしました。カードを“ピッ”とかざすだけで改札を通過でき、現金のやりとりがいらないのは想像以上に快適でした。

マリエさん
マリエさん

「地下鉄の券売機で毎回切符買うの、面倒だなぁ」と思っていたの

私

駅にピッとかざすだけで通れるので、小銭を探す手間もなし。日本のSuicaのように気軽でしょ?!

このカードはMRTだけでなく、バス、タクシー、観光地の入場料、さらにはコンビニやドリンクスタンドでも使える万能アイテム。小銭がたまらないので、荷物もスマートになりました。

旅の終わりに残ったチャージは、次の台湾旅行でそのまま使えるというのも嬉しいところです。マリエさんも「これ、また来たいって思えるお守りみたいね」と笑っていました。

バス旅で触れる“もうひとつの台湾”

MRTでは行けない場所、たとえば「九份」や「十分」といった山間の街へは、バスで向かうことになります。これがまた旅情たっぷりなんです。

2日目の朝、MRT忠孝復興駅から出ている1062番バスに乗って九份を目指しました。バス停の場所がわからず地図を見ていると、地元の方が「こっちよ」と手招きしてくれたことがありました。言葉は通じないけれど、表情やしぐさでちゃんと伝わるものですね。

車窓から見えるのは、緑に包まれた山道や古い町並み。移動中の景色さえ、まるで一枚の絵のように心に残ります。

私

行き先は「金瓜石(ジングァシー)」と表示されていましたが、途中で九份を通ってくれたので安心しました!

乗り方のコツとちょっとした注意点

台湾のバスは、前払い・後払いのルールが路線によって異なります。バスの運転席付近に「上車收票(乗車時支払い)」「下車收票(降車時支払い)」の表示があるので、それをチェックしてからICカードをタッチしましょう。

また、英語アナウンスがない路線もあるので、スマホアプリ「Bus+」や「台北捷運GO」を使って停留所や現在位置を確認するのがおすすめ。降車ボタンは日本と同じように押すだけでOKです。

ちなみに、停留所で手を挙げないとバスが止まってくれないこともあるので、乗りたい時はアピールを忘れずにいてください。

Luluco
Luluco

「バスに乗ろうと10分ぐらい待っていたのに、止まるもんだと思って手をあげなかったらバス行ってしまい、失敗しました。次のバスで無事に行けたからよかったけど、勉強になった1つです。」

私
Luluco

「あらかじめ”九份=Jiufen=九份”とスマホで調べておいて良かったよね。周囲の表示と照らし合わせてなんとか乗車できたもの。」

タクシーは怖くない!旅を支えるもう一つの足

「タクシーはちょっとハードルが高いかも」と思っていた私ですが、台湾ではそのイメージがガラッと変わりました。

3日目、台北101からホテルに戻るのにタクシーを利用しました。運転手さんは日本語も英語も通じませんでしたが、スマホに表示したホテル名を見せたら、「OK!」とにっこり。筆談と地図があれば問題ありません。

台湾のタクシーは黄色い車体が目印で、流しでも拾いやすいです。料金は初乗り70元前後(約300円)で、チップも不要、支払いも明朗会計。配車アプリを使えば、もっと安心して利用できます。

 

「あれ?この道あってる?と不安になったけど、Googleマップで位置を確認しながらスマホの画面を見せて「ここ行きたい」と指差すと、運転手さんは「没问题(問題ないよ)」と笑顔で答えてくれたので安心しました。」

アプリは旅の強い味方!リアルタイムで安心感

台湾旅行中、「ちゃんと目的地に着けるかな?」という不安を和らげてくれたのが、スマホの交通系アプリでした。特に役立ったのはこの3つです。

・Googleマップ:乗換案内はもちろん、バス停の場所や徒歩ルートもすぐにわかります。九份行きのバス停を探して迷っていたとき、Googleマップに表示されたルートが本当に頼りになりました。

・Bus+:地方のバス移動で大活躍。バスの現在位置やあと何分で来るかもリアルタイムで表示され、マリエさんと「あと3分だって」と話しながら安心して待つことができました。

・台北捷運GO:MRTの出口案内や車内の混雑状況がわかるのが嬉しいポイント。エレベーターが必要なときにも便利でした。

どのアプリも直感的に使え、言葉に不安がある方にも心強い味方です。旅先では「迷わない」ことが安心に直結するので、SIMカードやeSIMでネット環境を整えておくのが、なによりの準備だと感じました。スマホの中に“旅の道しるべ”がある、そんな安心感が、この旅をより自由にしてくれました。

読者に役立つポイント Lulucoの体験&心に残ったこと
初乗りは約70元(約300円)とリーズナブル 「日本より気軽に乗れるね」とマリエさんも驚いていました。夜遅くの移動にも便利。
配車アプリ(Uber/台湾大車隊55688)で安心・明朗会計 ホテル名をアプリに入力するだけでスムーズ。言葉が通じなくても不安はありませんでした。
ドライバーは親切で車内も清潔 地図を見せながらの筆談も心が通い、運転手さんの笑顔があたたかく印象に残りました。
乗車前の「カードOK?」の確認でトラブル回避 少し勇気を出して確認したことで、安心して乗車できました。旅先のひと声が安心に。

思いやりに包まれた駅と街で、心があたたまる

台湾の駅には、どこか昭和の日本を思い出すような、静かなやさしさが漂っています。

九份へ向かう途中、掲示板の漢字に戸惑っていたときのこと。駅員さんがすぐに私たちに気づき、にこっと笑って「this way」とホームまで案内してくれました。さらに指で「5 minutes」と教えてくれる、その仕草も自然で温かくてホッとした感覚を覚えています。

マリエさんが「ありがたいね」と小さくつぶやいたその声に、私も胸の奥がじんわりあたたかくなりました。ほんの短いやりとりですが、こうした心配りこそが、台湾旅の宝物なんだとあらためて感じた瞬間でした。

マリエさん
マリエさん

「子どもたちや、妊婦さん、高齢者に対する人々の自然なしぐさや、目がとても温かいと感じたわ。スッと出てくる気遣いは日本の田舎のコミュニティを思い出しました。」

終わりに:移動が“旅の楽しさ”をつくってくれる

台湾を旅して感じたのは、交通機関の便利さだけでなく、そこに流れる人のやさしさでした。MRTで席を譲ってくれた若者、バスで高齢者を気遣う運転手、バリアフリーが整った駅の構造、そのどれもが、「旅人も、暮らす人も心地よい場所」を作っていると感じました。

そして何より、そこにいる人たちのやさしさが、台湾の交通を「単なる移動手段」ではなく、「旅の思い出」に変えてくれるのです。ふとした瞬間、日本の昭和時代のあたたかさを思い出すような光景に出会うこともありました。台湾の交通は、移動手段以上に“心がほぐれる時間”をくれました。

安心して旅ができる、そんな台湾のやさしさに、ぜひ触れてみてください。初めて台湾を訪れる方も、久しぶりに行く方も、ぜひこの記事を参考に、楽しく安心して旅を満喫してくださいね!

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