台湾グルメ|小籠包マニアの息子と巡る!地元民おすすめの本当に美味しい名店3選

台湾グルメ

台湾旅行の最大の楽しみといえば、やはり熱々の「小籠包」ですよね。

今回の台北旅行は、大学時代に台湾へ留学していた息子・りゅうの誕生日祝いを兼ねた、家族にとって特別な旅でした。

「観光地もいいけれど、本当に地元で愛されている味を母さんに教えたい」 そんな息子の案内で、通が選ぶ名店だけを厳選して巡ってきました。

この記事では、初めての台北でも迷わず本場の味にたどり着けるよう、実体験から学んだ「混雑回避のコツ」や「失敗しない注文方法」を詳しくお届けします。

王道「鼎泰豊」の完全攻略ガイド

台北の人気店をスムーズに楽しむには、事前のちょっとしたコツが必要です。2026年現在の最新状況に基づいた、判断基準を整理しました。

失敗しないための「予約」と「時間」の考え方

予約の注意点: 現在、鼎泰豊は基本的に「事前予約(時間指定)」を受け付けておらず、当日店頭での整理券配布がメインです。KlookやKKdayで販売されているのは「食事券(優先入場権付き)」であり、完全な予約ではない点に注意が必要です。

スムーズな予約:公式アプリでリアルタイムの待ち時間を確認し、予約サイトのクーポンを賢く使うのが、2025年〜2026年現在の最もスマートで「お得な使い方」です。比較的スムーズに入店できるのは14時から17時の間で、この時間帯ならゆっくりと食事を楽しめます。

現地のリアルな混雑状況

私が訪れた時も、このように活気あふれる行列ができていました

Luluco’s Choice: 比較的スムーズに入店できるのは14時から17時。この時間帯を狙うと、お祝いの席もゆったりと過ごせます。

支払い方法と現金の注意点

キャッシュレス先進国の台湾ですが、店舗の規模によっては現金しか使えない場合もあります。「デパート内はカード、路地裏の名店は現金」というスタンスで準備しておくと、お会計時に困りません。

各店舗の支払い方法一覧

店舗名 現金 クレジットカード 電子マネー
(悠遊卡など)
備考
鼎泰豊 デパート内店舗は決済手段が豊富
杭州小籠湯包 × × 本店は現金のみ。事前準備必須
明月湯包 × × 住宅街の名店。現金が確実

お会計の準備ができたら、次はいよいよ注文です。 言葉が不安な方も、一言添えるだけで店員さんとの距離がぐっと縮まります。今回の旅で本当に役立ったフレーズや言葉の壁を越えた体験談は、こちらの記事にまとめました!

初めてでも安心!台湾旅行で本当に使える中国語フレーズ集と体験談

ローカルに愛される名店「杭州小籠湯包」

旅のスタートは、りゅうが「台北で一番通った」と話す「杭州小籠湯包」です。台湾滞在中、試験後や友人とのお祝いによく訪れたというこの店は、彼にとってまさに青春の味だと熱く語っていました。

ランチタイムに訪れると、すでに行列ーーりゅうは慣れた様子で「ここ、地元の学生や会社員でいつも混んでるけど回転早いから大丈夫」と笑います。その自信たっぷりな顔に、母としてちょっと感動しました。

注文ミスから始まった笑いの一皿

メニュー表に英語が少なく、私は指差したつもりが「蟹味噌入り(価格2倍)」を選んでしまうというハプニングがありました。

りゅうが「母さん、それ贅沢バージョンだよ」と苦笑いしました。しかし運ばれた小籠包を食べた瞬間――スープの濃厚さと蟹味噌のまろやかさに思わず笑顔がこぼれました。

「結果オーライね」と言い合いながら、旅の初日から思わぬ“美味しい幸運”に包まれました。

黄金スープが溢れる至福の瞬間

蒸籠を開けた瞬間、ふわっと立ち上る湯気と黄金色のスープ。鶏と豚の旨味が溶け込んだスープが、薄い皮を通して口の中に広がります。

息子と顔を見合わせて「このクオリティで、この値段?」と、思わず笑みがこぼれました。 「留学してた頃よりは上がったけど、やっぱりここは納得感があるよね」とりゅうも、嬉しそうに話していました。

厨房から聞こえる活気ある音、店員さんのきびきびとした動き、そして周りの学生たちの楽しそうな笑い声、物価高の影響も感じます。それ以上に「この味と活気にお金を払う価値がある」と親子で強く実感した、大満足のランチタイムでした。

Luluco’s Advice:杭州小籠湯包のポイント

看板メニューの小籠湯包は170元~190元前後とリーズナブル。中正紀念堂から徒歩すぐの好立地にあり、注文票スタイルなので数字を書き込むだけでスムーズに食事が楽しめます。

地元密着の温もりを感じる「明月湯包」

旅の締めくくりは、りゅうが「台北で一番好き」と語る「明月湯包」です。六張犁駅から少し歩いた住宅街にあり、観光客が少ない地元密着型の食堂です。

歩きながらりゅうが「この道、毎日チャリで通ったな」と懐かしそうに語ってくれました。母としてその姿に、時の流れと成長をしみじみ感じウルっと来てしまいました。

地元の人が集う生活の中の名店

店に入ると、地元の常連たちで満席です、隣の席ではおじいちゃんが孫と一緒に食事をしており、
「ここ、20年以上通ってるんだよ」と優しく声をかけてくれました。
観光地では味わえない、“暮らしの延長線にある食堂の温かさ”が心に残ります。

熱々スープが弾ける家族の笑顔

蒸籠が届き、箸を入れると勢いよくスープが飛び出し、「アツッ!」と笑う私たちに、店員さんがにっこりーー蟹味噌入りはとろりと濃厚で、旨味と香りのバランスが絶妙です。

りゅうちゃん
りゅうちゃん

「母さん、この味、日本に帰ったらきっと恋しくなるよ。おばあちゃんも、きっと好きだと思うな。」

Luluco
Luluco

「うん……そうだね。こんな温かい味、家族で一緒に食べたいね。次はみんなで来ようか。」

「絶対に。今度はおばあちゃんの誕生日に連れてこよう。きっと喜ぶよ。」息子の頼もしい言葉を聞きながら、湯気の向こうで、この食堂が少しずつ家族の記憶になっていくのを感じました。

Luluco’s Advice:明月湯包のポイント

ここでは「蟹味噌入り」がマストオーダーです。MRT六張犁駅から徒歩圏内でアクセスも良く、旅の疲れをリセットできる静かな環境が魅力です。

蒸気の向こうに見える、職人たちの誇りと「一籠」に込めた想い

息子が「ちょっと見てて」と指を差した先には、ガラス越しに小籠包を包む職人たちの姿がありました。私たちが訪れた3軒すべてに、この“ライブキッチン”のような光景があり、どの店でも真剣な眼差しとリズミカルな手の動きが深く印象に残っています。

鼎泰豊:18本のひだに宿る「究極の精密美」

台北小籠包の代名詞「鼎泰豊」の厨房は、まるで一つの完成されたオーケストラのようでした。白衣とマスクを完璧に身に纏った職人たちが、一糸乱れぬ動きで小籠包を仕上げていく姿はまさに圧巻です。

皮と餡の重さ、そして美しく刻まれる「18本のひだ」に至るまで、そのすべてが寸分狂わぬ精度で守られています。「いつ来てもこの美しさが変わらないんだよ」という息子の言葉通り、そこにあるのは究極の機能美でした。

一分の隙もない職人技が、世界中で愛される「変わらぬ美味しさ」を支えている。ガラス越しに見える完璧な指先の動きに、ただただ見惚れてしまいました。

杭州小籠湯包:熱気に満ちた「プロの戦場」

「杭州小籠湯包」の厨房は、まるで呼吸を合わせるように動く若い職人たちの熱気で満ちていました。粉の香りと蒸気が混ざり合う空気は、まさに戦場のような忙しさ。

しかし、その動きには一切の焦りがありません。次々と生地を伸ばし、餡を包み、蒸籠に並べていく姿には、一枚の皮に込められた熟練の技が感じられます。

Luluco
Luluco

「こんなに薄い皮、破れないのがすごいね……」

りゅうちゃん
りゅうちゃん

「修行に何年もかかるらしいよ。1枚の皮で“スープを逃さない”のが一流なんだって。」

息子の言葉を聞きながら、あの黄金色のスープは、職人の経験と誇りが凝縮された結晶なのだと気づかされました。

明月湯包:日常に溶け込む「職人のこだわりと誇り」

住宅街にある「明月湯包」では、職人が黙々と皮を伸ばす、飾らない姿がありました。派手さはありませんが、その手の動きには迷いのない確信があり、家庭の台所とは一線を画す“プロの矜持”が漂っています。

一つの小籠包を作るために、皮の厚さは1mm未満、ひだの数は18回前後。見た目はどの店も似ていても、指先の力加減一つでスープの流れや口当たりがまったく変わるといいます。

りゅうちゃん
りゅうちゃん

「同じレシピでも、職人が違えば“味”も変わるんだよ。だから地元の人は店を選ぶんだ。」

息子の言葉に、台湾の食文化の奥深さを改めて教えられた気がします。

気取らずに本物を食べるという幸せ

蒸籠から立ち上る湯気の向こうで、職人たちは今日も変わらず小籠包を包み続けています。その姿を見つめながら、一流の味を肩ひじ張らずに楽しめることこそが、台湾グルメ最大の魅力だと実感しました。

観光地であっても、路地裏の小さなお店であっても、どの店にも真摯に「おいしい」を追い続ける人がいる。その情熱こそが、旅人の心を静かに、そして豊かに満たしてくれるのだと思います。

まとめ|本場の味は、日常の中にこそある

今回は3日間で3軒の小籠包店を堪能しました。そこにあったのは、単なるグルメの味だけではありませんでした。

蒸籠から立ち上る真っ白な湯気、職人たちの真剣な眼差し、そして地元の人々の笑い声。りゅうが教えてくれた「本当に美味しい店」には、台湾の日常が持つ力強い温かさが詰まっていました。

「おばあちゃんも連れてこよう」と笑う息子の横顔を見ながら、この一皿が家族の新しい思い出になったことを、母として心から幸せに感じた旅でした。皆さんの台湾旅行も、美味しい笑顔でいっぱいになりますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました